かきぬまさやか 結城|小山|古河|下妻|筑西の音楽教室です。

社会に出た時から、派遣とカメラマンのパラレルキャリアで生きてる私の、育児と仕事についてのブログです。今は、下駄屋のネットショップ担当、音楽教室の先生、家族写真カメラマンとして3つの顔を持ってます。

パリのISILテロを受けて伝えたいこと。

極東から、パリを思う全ての人々へ。

 

私がパリを訪れたのは2度あります。

大学の卒業旅行で友人と一緒に遊びに行きました。

 

エッフェル塔をみながらフランスパンを食べて、街のパン屋さんの美味しさに感動しました。

凱旋門に狭い螺旋階段をグルグル登って「お風呂に入りたいねー」と夜ワインを飲みながら話したことを思い出します。

シャンゼリゼ通りで買い物が出来るほどお金はなくて、裏路地でポストカードを買ったり、オシャレなカバンをウィンドウショッピングしたのが、懐かしい。

22歳の私にとって、ルーブル美術館は感動と衝撃の嵐だった。さらに、街の人々の自立した自信に満ちた表情に圧倒されたのを覚えています。

どんな小さな子どもも、一人の人間として対等に接する姿に「フランス」という国の成り立ちや歴史、矜持を感じました。

 

対してイスラム教に対しては、通り一遍の知識しかありません。全て本で知った知識です。どれも、私自身のモノではありません。

しかし想像することはできます。私がスタバで「仕事ダルい」と思っていると同時に、シリアで爆撃に逃げ惑う子どもたちがいたこと。小学校に通うような年齢で、お腹に爆弾を巻き付けて死んでいった子どもがいること。

日々の生活のために、家族の為にとテロリストになった青年がいるだろうこと。

 

そして、この根は深いこと。

それについて私は見識を持っていませんので、いまこの時点での2歳児の子をもつ一人の母としての気持ちをここに残しておこうと思います。

 

 

私の子と、パリの子と、イスラムの子

 

眉毛と目が2つずつあって、鼻があって、口があります。

可愛いほっぺたを持っています。

ニッコリ笑うと、その場にいる人を幸せにします。

一生懸命あるいて、階段も登ります。

道に落ちている石が大好きで、草花をキレイと言います。

月や雲を見つけます。

何かを伝えようと、一生懸命話しています。

 

抱っこしてとねだってきます。

夜は一緒に寝てと言います。

「これはなに?」「教えて」とうるさい時があります。

遊ぼうよと服の裾を引っ張ります。

 

伸びた爪で引っかかれると、とても痛い。

ご飯を食べると、くさいウンチをします。

おならもします。

 

転んだり、痛いと泣きます。

怪我をすると、赤い血が出ます。

 

父がいます。

母がいます。

 

私の子も、パリの子も、イスラムの子も

これだけの共通点があるでしょう。

 

違うのは何かしら。

言葉、宗教、環境。

 

たったこれだけ!!

 

私も、パリジャンも、ムスリム

違うのはこれだけ。

 

 

私は母から産まれました。

我が子は、母となった私から産まれました。

 

わたしたちはみな、女から産まれたんです。

この世界に生きる全ての人の共通点です。

 

例えば宗教が違っても、言葉が異なっても、習慣が違っても私たちは「共通点」の方が多いのです。なぜその共通点を持つ仲間を、たった少しの違いで攻撃しなければならないのでしょうか。

 

違いのほうが見つけやすいだけなのです。そして、違いのほうが鮮やかにセンセーショナルに見えるのかもしれません。

しかし、私たちは共通点のほうが絶対多いのです。

「おなじ」をたくさんもつ人を、なぜ認められないのでしょうか。

神と愛を振りかざし、仲間を攻撃することを「神と愛」な望んでいるでしょうか。

 

 

私もあなたも、同じ悲しみを抱えています。

パリで起こった事件に、シリアの爆撃に、世界が平和でないことに心を痛めています。

たった少しの違いに、心と思考を奪われないでください。

 

 

本当は、英語やイスラムの言葉で渦中の人々に伝えたい。しかし、その術を持たないので日本語で残しておこうと思います。

もし私が、誰かの違いに目を奪われたとき、立ち返ることができるように。